Columnコラム
PMUアートメイク編集部

アートメイクの感染を防ぐには

2019.02.05

アートメイクは、針を用いて皮膚の真皮という層に色素を入れる施術方法です。

針で皮膚に傷を付ける以上、感染症のリスクが伴います。

本日はアートメイクと感染症についてお話します。

アートメイクと同様に針を用いて皮膚に色を入れる刺青では

これまで多くの感染症が医学論文で報告されています。

ウィルス性のものでは、B型肝炎、C型肝炎、HIV感染、

ヒトパピローマウィルスによる尋常性疣贅(いわゆるイボ)が報告され、

細菌性のものでは梅毒、皮膚結核なども報告されています。

これだけ聞くととてもとても恐くなってしまいます。

これらはいずれも血液の接触によって感染が広がるもので、

針などの道具の使い回しをしないことで十分に防ぐことができます。

現在では施術毎に手袋を変え、使い捨ての新しい針を用いるため、

これらの感染の可能性は非常に低くなりました。

海外の刺青部では3〜6%の頻度で感染が起こると報告されています。

その感染の原因菌の大部分は黄色ブドウ球菌と言われる皮膚常在菌、

つまり我々の皮膚に常にいる菌によるものです。

皮膚常在菌は傷があると感染の原因となることがあるため、

悪者のように扱われますが、実はなくてはならない存在です。

皮脂などを餌に脂肪酸を作り出すことで、皮膚表面を弱酸性に保ち、

他の病原性の強い菌が増殖することを抑えています。

しかし、ひとたび傷が出来ると感染を引き起こすことがあります。

それを防ぐためには、清潔操作と術後の処置が欠かせません。

医療者が手術に準じた清潔操作、すなわち

ポピドンヨードやクロルヘキシジン、ベンザルコニウムといった消毒液で施術部を消毒し、

滅菌された手袋・針・色素を用いることが重要です。

術後の処置は患部の傷が治るまで続けます。

具体的には、優しく、かつ丁寧に洗うこと。

傷からは浸出液が出て、これが細菌の繁殖する温床となります。

これをしっかりと洗い落とすことが大切です。

その後は処方された軟膏を塗って保護してください。

1から2週間でカサブタは取れ、通常の皮膚(これを上皮化といいます)になります。

ごく稀に、施術部の感染を認めることがありますが、その多くの方が、怖がってしまい、

傷口をきちんとと洗えていません。

きちんと洗うことを再度指導すると、ほとんどの方が特別な治療をすることなく治ります。

正しい処置をしていれば、アートメイクの感染リスクは低いと言えます。

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