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PMU渋谷

アートメイクを消したい。施術者解説、除去の方法とその注意点!

2022.02.25

きっとこの記事をみている方は、今の状態を少しでも良くしたいと考えてらっしゃるのではないでしょうか。

せっかく入れたけど、消したいなあ…。

アートメイクをされる方が増えている現在、こんな声もよく耳に届くようになりました。

実際アートメイクをいれたものの左右差が大きい、濃すぎる、好みの形ではない、飽きてしまったなど様々な理由があると思います。施術者としてはとても悲しいお声ですが、他院修正や除去希望で来院される方も多く、決して少なくないニーズです。

今回はアートメイクの【除去】についてまとめておりますので、気になる方はぜひご一読ください。

他の記事で施術前に大切にすることを何度か紹介させてもらいました。もし施術をこれから受けるよ、という方はその記事もセットで読んでいただけると、アートメイクの良さを最大限発揮できるかと思います。

除去のメリット・デメリット

まず大前提として、自然にアートメイクは「消えません」

薄くなると表現していますが、厳密にいうと色素は肌の中に微量ですが残り続けますのでなくなることはありません。特に10数年も残っているアートメイクの場合、グレーや黒に残っている方も多いですがこれにも理由があります。

色素は主に黄色、赤色、青色(黒色)で色素構成されていますが、

・色として青(黒)→赤→黄の順で強く、残りやすいこと

・加えて日本人のような黄色人種は、黄色と赤の吸収がされやすいこと

が挙げられます。厳密にいうと理由はさらにあるのですが、割愛です。

まずメリットは

・デザインの変更がしやすくなる

・再度アートメイクを入れる時に明るい色素を使うことができる

ことが挙げられます。不要な部分をコンシーラーで消す手間も省略できます。

ただしデメリットの方が多くあるのが、除去の悲しいところです。

・1回では消えないため、時間とコストが施術以上にかかる

・皮膚が傷つき、再度アートメイクが入りにくくなる

・傷が残ってしまう

・すべてのアートメイクが消せる対象にはならない

リスクは重々承知です!それでも!という方に以下に実際の除去の方法についてまとめました。

除去の方法

除去の方法は主に3通りです。

① レーザー

Qスイッチレーザーやピコレーザーが主に使用されています。

【作用機序】色素をレーザーで細かく砕いて、代謝されることで薄くしていきます。

【回数】2~10回

【ダウンタイム】治療した部位はすぐに灰白色、または濃茶色に変化します。赤みが出ることもありますが、1~2 週間ほどで症状は落ち着きます。かさぶたができた場合は 7~10日ほどで剥がれ落ちるので、無理に剥がさず、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。また、部位、色素の濃さによって一時的に内出血が起こることがあります。

【リスク】・部位や色素によって除去しきれない/メラニンを選択的に避けられないため眉やまつ毛、ヘアラインは脱毛する/色素沈着や傷跡がへこむ/特に肌色やリップの色素には白色顔料が使用されており、レーザーを当てた場合に反対に黒くなる黒色化が起きる

以上のリスクがあります

② 薬剤

グリコール酸等の酸性のピーリング剤を使用します

【作用機序】専用の針を使用し皮膚に傷をつけて、傷口に除去液を入れて色素を浮き出させます。レーザーでは反応がしにくい赤色やオレンジ色の色素にも有効です。

【回数】2~10回

【ダウンタイム】酸性の薬液なのでひりつきや赤みが1週間程度続きます。かさぶたができた場合は 7~10日ほどで剥がれ落ちるので、無理に剥がさず、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。

【リスク】・部位や色素によって除去しきれない/色素沈着やへこみが生じる/1年以上経過したアートメイクでは除去が困難/技術力とアフターケアが非常に重要

③ 切除術

アートメイクの入っている箇所を切除する除去方法があります。一度切り取ればアートメイクがなくなるため、切除手術であれば1回の施術で除去が終わります。

【ダウンタイム】切除後1週間は縫合糸がついた状態になります。抜糸後は、赤みや傷の盛り上がりがありますが、時間経過で軽快していきます。

【リスク】赤みや傷跡が残る/引きつれが生じる/感染等

アートメイクを除去せずに済む?まずは一度ご相談を。

いずれの方法も、箇所や色、範囲、入れてからの年月で行える施術は変わってきます。

また、ぱっと見は綺麗に除去が行えても皮膚が硬化している場合が多く、新たにアートメイクをいれようとしても定着しにくい傾向にあります。

また、稀にコンシーラーを乗せるように肌色の色素を重ねてほしいとのご要望もありますが、やはりこちらもおすすめできません。肌は紙とは違い、肌色を重ねても下に入っている色素を打ち消すことができないことに加え、レーザーの部分でも触れたように誤って照射した場合黒色化を起こすリスクも高く、結果的に治療の選択肢を減らしてしまう可能性があるためです。ほんのわずかな部分であればカバー力の高い化粧用品も多いので、メイクで補うのはかなり有効な方法といえます。

以上除去の方法についてのご提案でした。

アートメイクは時間経過で薄くなっていきます。もし施術後3か月以内で、濃さが気になる場合であれば少し様子を見ていただいた方がよいかもしれません。

またアートメイクの形や色素の残り方によっては、メンテナンスでカモフラージュできる場合がございます。

まずは一度お気軽にお問い合わせください。

執筆:大野

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