Artmake column

日本のアートメイクの変遷

PMUアートメイク編集部

かつては一部の美容マニアのものだったアートメイク

日本の美容のトレンドほど、目まぐるしく変化するものはありません。
シーズンごとに発売されるスキンケアアイテムやアイシャドウ、リップなど
のカラーアイテムの新製品が目白押し。
今年のトレンドの眉はコレ! リップは朱赤色に注目! など、
トレンドが日々更新される中で、女性誌やTVなどで
毎回取り上げられるほど、人気の普遍的なテーマが「眉」です。
“眉は時代を表す”と言われるほど、その時代の人気の女優さんや
モデルさんの眉が、そのまま反映されるパーツ。
憧れの女性像に近づきたいけれど、目やリップの造形美をそのまま真似するのは難しい。
けれど、実はその人の雰囲気に一番寄せることができるのが眉なのです。
今から15年ほど前、女性誌でクローズアップされた当初、
アートメイクは「痛い、不自然、色が変色する」というものでした。
当時は現在よりもアイメイクが主流。いかに目を大きく見せるかに興味はあるけれど、
なかなか手を出せない時代。何より、どこで施術できるか? 値段はどの程度なのか? 
などの情報も少ないことから、「安心・安全」という意味では、まだまだ未知の分野でした。あくまで”アートメイクは一部の美容フリークが楽しむもの”という認識だったのです。
その後、エステサロンなどでのアートメイクによる
トラブルが多発していることから、日本でのアートメイクは医療行為とみなし、
医師もしくはその指導のもと看護師が施術するものと厚生労働省が発表。

多様化するライフスタイルとトレンドに寄り添った美容医療=現代の最新アートメイク

それから時を経て、ここ数年で再びアートメイクが注目されるように。
一番の変化は、アートメイクの技術の向上です。
かつてのアートメイクは真皮の深い層に色素を入れた
”長期的なアートメイク”でした。「長持ちがして良い」という視点よりは、
むしろ、もし失敗したら取り戻しがつかないという点も、
なかなかアートメイクに前向きになれなかった理由のひとつ。
時代を象徴する眉が、ずっと変わらない印象では困りもの。
実際に、以前入れたアートメイクを修正したいと、
今もクリニックに相談に来られる方がたくさんいるそうです。
ただ、アートメイクは、入れるよりも抜くほうが時間もお金もかかる。
これは意外と知られていない実態です。

現在のアートメイクは、真皮の上層部に色素を入れた、
良く悪くも1年くらいで脱落していくような
”中期的なメイク”というイメージに変わりました。
PMUグループでは『ベースメイク』と呼び
眉の流行にもある程度対応できる、ふわっとしたアートメイクが主流に。
以前は、眉山から眉尻まで同じトーンのベタ塗り眉だったのが、
針で1本1本毛並みを再現することができるようになり、
アートメイクをしていると分からないほどナチュラルな仕上がりに進化しました。

人生100年時代。美容医療のアートメイクは多くの人に寄り添うものに。

もうひとつの大きな変化が、私たちのライフスタイル。
多忙な現代人にとって、朝のメイク時間は貴重。
眉をはじめ、アイライン、リップラインなどのアートメイクを施しておくだけで、
慌ただしい朝の時間が劇的に変化してゆとりが生まれます。
アートメイクの年齢層は、親御さんが付き添いで来院する10代の方から、
70代の方まで幅広い年齢層の方が来院される時代になりました。
お洒落に興味があってくる方、
子育てに忙しく、なかなかメイクする時間がないママさん、
抗がん剤による眉脱毛などの医療目的で、
やっとの思いでアートメイクにたどり着いた方など、理由もさまざまです。
そして新しい生活様式に突入し、マスクが欠かせないコロナ禍の現在、
眉の重要性はより大きくなっています。
”人生100年時代”と言われる今、アートメイクは美容と医療の垣根を越え、
多くの人の心に寄り添うものへとなったのです。

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